<2002年度>

 

  『茶道講演会』

    2002年12月15日(日)午後1:00より湯河原の川瀬竹志先生に
    よりまして『茶道講演会』を開催いたしました。誠之会美術ツアーで
    訪ねる、天目茶碗を焼いた中国福建省の建窯・お茶で馴染みの
    深い呉州赤絵・交趾の窯(?州窯)等をテーマに事前の勉強会を
    兼ねまして開催させて頂きました。
    場所は湯河原の工房。
    終了後有志によりまして懇親会を開催いたしました。

  ○ 淡交カルチャー『茶花』   講師 小澤宗誠

   茶花はご自分の感覚で自由に活けるものであると思います。
   「野の花のように活け」という利休の教えに従い、皆様と茶花に
   触れてみたいと思います。
   実際に活けてみて、感じていただき、資料や文献をもとに茶花について
   考えてみる機会にしたいと考えています。  

    『なごみ』2002年12月号にお知らせとして掲載されました。
  
     場所  新宿御苑内 茶室  

  
   お問合せ 淡交社 文化事業部 03−5379−3227  

  ○『呈茶』

    2002年11月16日(土)〜24日(日)円覚寺塔頭 龍隠庵
    におきまして太田周文和尚が、自坊を復興すべく基金という
    形で志戸呂焼の廣前心斎陶展を開催し、その内の一日を
    呈茶の奉仕をさせて頂きました。

 * 11月11・12・13日(水) 京都の光悦寺におきまして「光悦会」が
   開催されました。希望者で参加して参りました。
   今年は紅葉が実によかったようです。

 * 立教開宗750年法要並びに報恩裏千家献茶式 が行なわれました。

    ・ 日時10月23日(水)
    ・ 場所  日蓮宗総本山 身延山久遠寺   
                  山梨県南巨摩郡身延町3567
   

 

  〇茶道講習会 〜灰型   
   《灰形の講習@》を行いました。
    ・内容   ・灰についての説明 
    ・「二文字押切り」と「火入の灰」の実演、実習
    ・開催日  6月26日・6月27日  
   《灰形の講習A》を行いました。
    ・内容   ・灰についての説明、遠山、向山、丸灰、
     掻上、向一文字前谷などの実演、実習
    ・開催日  6月26日・6月27日       
    ・開催日  7月16日(火)     
   《灰形の講習B》を行いました。       
    ・内容   鱗灰、藁灰についての説明、実演、実習     
    ・開催日  7月16日(火)         

  〇湿し灰(炉)作りの講習 を行いました。         
     炭が燃えて出来た灰の、灰汁抜き、乾燥、色付け、
     そして「湿し灰」 の出来上がるまでを、 段階を説明 させて
     いただきました。   
     そして、終了後に簡単ですが皆さんで冷たい「そうめんパーティ−」
     で楽しみました    
    ・日時   8月2日(金)

   * OZONE(オゾン)「夏の大茶会」と婦人画報のジョイント企画   
  
     日本茶、紅茶、中国茶、その飲み方も道具もさまざまなスタイルで
    楽しめるお茶の世界。   
    それらのお茶に関するもの一同に集められ、マーケット、コーディネ
    ーション展示、ライブイベント、デモンストレーションなど大集合の
    「大茶会」が開催されました。

    ・ 期間 2002年7月18日(木)〜23日(火) 
    ・ 会場 リビングデザインセンター OZON(全館)     
             新宿パークタワーアトリウム、パークタワー他

   婦人画報では第3回「私の茶遊び大賞」の一次審査通過した13作品
   のパネル展示を行い、グランプリを決定しました。
   そして、会場に立礼席を設け、呈茶席を小澤宗誠が担当し御園棚で
   一服召し上がって頂きました。

   * 『婦人画報』(アシェット婦人画報社)   

   ・7月号は現代の建築家が「わび」「さび」を表現した近代的な
    いくつかの茶室で茶会を楽しんでいます。    

    千住博さん(日本画家)、近藤高弘さん(陶芸家)、池坊由紀さん
    (池坊次期家元)がお客様になっていらっしゃるのは、世田谷での撮影。  
    他にキリンビールの本社ビルにあるアルミでできた茶室。    
    東京パークハイアットの内田繁さん設計の茶室を本栖湖に

        移動させての撮影など、茶会構成を小澤宗誠がお手伝いしています。

   誠之会美術ツアー 中国

   昨年の「誠之会美術ツアー 台湾」がお蔭様で大変好評でしたので、
   2002年度はまたまた川瀬竹志先生を講師にいよいよ中国本土に
   乗り込みました。
   宮廷おかかえの窯であったあの「南宋官窯」の窯跡が発見され、
   見学できるようになり博物館もできていました。
   青磁、白磁、染付の本場中国の窯跡をはじめ、美術館、骨董街
   を回り中国陶磁を満喫してきました。
   しかも宋小凡さんという窯跡などに詳しい方を指名してご案内い
   ただきました!また次回のが楽しみです。

   ・ 上海    
       上海博物館、他
   ・景徳鎮
       龍首閣・景徳鎮窯跡・湖田窯・現代作品工房見学
   ・ 杭州
       南宋官窯窯跡見学・南宋官窯博物館・西湖遊覧・骨董市
   ・ 北京  
       故宮博物院、中国歴史博物館、紫禁城、古玩城(骨董街)  

   <同行講師>  
       川瀬竹志 氏(中国陶磁研究家、陶芸家、湯河原在住)
   <日程>    
       2002年3月26日〜31日
   <参加者>   
       19名の団

  * 誠之会美術ツアー 中国 慰労会

   ・ 日時 5月22日  竹万(誠之会会員の関口俊一さん経営の料理店・
   平塚市花水)におきまして慰労会を開催いた しました。
   思い出の道具で薄茶を頂き、川瀬竹志先生が当日お持ち下さった、
   今回の中国ツアーに関連したところのたくさんの秘蔵の品の説明を
   頂きまして、その後食事をしながら和やかに懇親会を致しました。
   最後にツアーのビデオ鑑賞を楽しみました。

   * 佐々木宗清氏(誠之会会員)茶会

  5月25日(土)長野県富士見高原の別荘で茶会を催して下さいました。
  富山から移転した板倉を待合に、もと濱田庄司が絵付けに使っていた
  という家を移転したお堂で菓子を頂き、茶室では濃茶、薄茶を頂戴い
  たしました。
  別席ではご主人様のありがたいお話に、ご子息の手際のいいサービス
  でフランス料理のフルコースを満喫させていただきました。

  * 『婦人画報』(アシェット婦人画報社)

 ・4月号(3月初発売)の桜の野点、茶籠の世界の監修をさせて
   頂いております。 海田曲巷さんと上田晶子さんの道具を使って
   います。小さくてかわいい茶箱の道具
                            茶会構成 小澤宗誠

   ・5月号の巻頭「加賀茶会二つの茶の形」で金沢の陶芸家、
   中村卓夫さんの作品を使った楽しい茶会の紹介。玄の茶会で
   茶道指導をさせていただいております。
   場所は富山の雅楽倶。とっても素敵なところです。
   正客がオーナー。是非ご覧ください。
   もう一つ白の茶会は大樋焼の大樋年雄さんの茶会。   
                            茶会構成 小澤宗誠

  * 誠之会賛助会員の堀家宗有氏(横須賀市在住)茶会
  
   3月16日(土)高田馬場 茶道会館「山里会」の濃茶席を懸釜なさいました。
  お人柄のあらわれた結構なお席でした。
  利休のあぶらあげの文が掛かっていました。