�� 前回に引き続き一問だけ北野大茶会からのクイズです。 天正十五年十月一日に開かれた北野大茶会では秀吉は四席の 茶席を持ちました。その内の利休が点前をした席で不破香炉 (ふわこうろ)という名物の青磁の香炉を使っています。 これはもと不破屋某の所持という香炉です。 そして天王寺屋(津田)宗及が所持していたもので、当時利休も 珠光香炉という名物を所持していました。 信長が名物香炉を所持する宗及と利休を褒して二人にかの名香 「蘭奢待」(らんじゃたい)を一切ずつ賜っています。 さてここからがクイズです。北野大茶会のクイズからちょっと離れて、 「蘭奢待」の話にしましょう。近年でこの香を切って聞いたのは明治 天皇が最後と言われています。 さてこの「蘭奢待」、ある寺に伝来したのでこの様な変わった銘が付 いています。さてその寺の名は??? ・・・問題にたどり着くまでが長すぎました。!!! ヒント⇒「蘭奢待」この字の中に隠されている奈良のお寺です。 <答え> 名香「蘭奢待」は東大寺に伝わっていました。 「蘭」の字の中に「東」 「奢」の字の中に「大」 「待」の字の中に「寺」 |
�� 松屋会記」の抜粋です。 弘治二年 三月九日 一 鉢屋又五郎へ チケン 全左 生女 久政四人 釣物 コトクニ一 飯過テ 四十石出ル 床ニ置也… 天目 ヤラウ 亀ノフタ 五徳フタヲキ 茶過テ 大ツホ勝手ニ入 船出ル 薄色椿入 船長サ一尺六七寸 幅六七寸 … 鎖ハナンリョウ… 亀ノフタ とは何の事(どういう物)でしょうか? 物は「建水」だと思いますが。 <答え> 恐らく南蛮あたりの瓶の蓋という意味でしょう |
�� 庄屋さん猟師さんと狐が三つ人形の形になっている蓋置が有ります。 これは今ではよく 芸者さん達の遊びで残っている「ジャンケン」のような 物です。 これを何と言うでしょうか? <答え> 庄屋拳 庄屋さん狐は猟師さんに鉄砲で撃たれる、 漁師さんは庄屋さんのは頭が上がらない、 庄屋さんは狐にだまされるという訳で三つ巴になる |
| �ぁ,茲�建水や水指で見かけますが、瓢箪がひっくりかえった形があります。 この形を何と言うでしょうか? ヒント⇒瓢箪が逆さになっているので呼び方も逆さ・・・ これでは答えを云ってしまっています 瓢箪・ひょうたん⇒んたうょひ??? <答え> 箪瓢(たんぴょう) |
�� 天正十三年(一五八五)十月七日秀吉の禁 裏茶会(正親町天皇に茶を 献ずる)を 「利休居士」として後見した利休 利休居士号の勅賜に対して、参禅の師古渓和尚が賀頌(がじゅ)を贈り 祝賀の意を表した それが次ぎの語です。 泉南之拠筌斎宗易廼予 三十年飽参之徒也 禅余以 茶事為努 頃辱特降綸命 賜利休居士之号聞斯 盛挙不堪歓抃贅一偈 以抒賀忱曰云 ?老神通老作家 心空 及第等閑看 風露新香 隠逸花 乙酉菊月日 古渓叟 ここで最後の所に「風露新香隠逸花」という言葉が出てきます。 これは古渓和尚が利休を「 隠逸花」にたとえているのですが、 さてこの「隠逸花」とは何の花の事でしょうか。 今きれいに咲き出しています。 ![]() <答え> 菊 菊は野の花が終わってしまった比にきれいに咲き出します。 まさしく古渓和尚は利休をこの時代の菊にたとえたのでしょう。 最上級のほめ方だと思います。 |