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茶道ちょっと為になる
   おもしろクイズ



@  口切とは茶壷の口(封)を切ることからの名称ですが、現在では
   なかなか行われることは少なくなったそうですが、茶師が茶壷を
   各家に届ける時には祝儀としてあるものを添えて贈るのが古来
   からの慣例であったそうです。さてそれは何のことでしょうか?

   ヒント→共に秋に収穫される代表的なものです。
        これらはめでたいものとして、出陣、凱旋あるいは正月の
        祝儀用としての必需品であったそうです。
        口切の茶事では膳に菓子を菓子椀、そして小皿にこれら
        をのせ口取りとしそえる。又は菓子椀を省略して縁高に
        これらをそえることもできます。
A  茶室にはよく特殊な入り口が付いています。
    高さ二尺二寸、幅は二尺一寸
     (現在は高さ二尺三寸、幅二尺二寸ともいわれる)。   
    これは特殊な造りになっていて、外側から板を取り付けた、
    挟み鴨居と挟み敷居とよばれる形式でできています。
    さて何という名称でしょうか?漢字で書けますか?
B  さてAの答えには戸が付いています。
   その戸に張ってある板がまた変わっています。 何枚かの板を
   張ってつくられています。さて何枚でしょうか?

   ヒント→何枚と半 参考→Bの戸はさらに変わったところがあります。
        戸の下のかまち框(いちばん下の枠の部分)はあるのです
        が、上は板を打ち伸ばしにしたままで、框がないという変わ
        ったものです。
       これは昔、躙口の建具に雨戸を切断して、代用したからで
       あるといわれています。しかしそれならば縦の框の片方も
       ないという戸になってしまい、バラバラに壊れてしまいます。
       それでは建具の役をはたさないので、縦枠だけ付けたの
       でしょう。 昔朝鮮半島にもこのような形式の小さな入口を
       持つ建物があったそうですが、起源についてはいろいろな
       説があります。
C 蹲踞の役石についてのクイズです。
   蹲踞の役石は普通四つの石でつくられています。
   手水鉢、手燭石、湯桶石、前石です。 いろいろな据え方がある
   のでしょうが、 一説に手燭石は蹲踞よりも一寸から一寸二分
   ほど低く据える。 湯桶石は手燭石よりも一寸から一寸二分ほど
   低い 手水鉢の穴の前から前石までは一尺七寸から二尺三寸位
   で 手水鉢と前石の高さは三寸五分から五寸位の違い おまけに
   当然のことですが手水鉢は前に少しだけ傾いています。
    (あふれた水が前に流れるように)
   さて問題です。流派によっていろいろな考え方があるのでしょうが、
   たとえば裏千家と表千家では手燭石と湯桶石の位置が反対です。
   さてどちらがどちら?
D 炉檀についてのクイズです。
   炉の大きさは一尺四寸四方 炉縁の高さは二寸二分 炉檀の
   深さは一尺四寸でしたが、現代では浅くなり、一尺一寸。
   それに底の厚みを入れると一尺三寸五分。おおよそのような
   ことがよく言われます。  
   さてこの炉檀がまた変わっています。
   炉檀を横を外側から見ると下が小さくなっています。
   そして内側は底の方が広くなっています。さてそれぞれの理由は?  

       

     木枠と塗り土の間は四分(京間の場合)
       ※ 京間の畳の厚みは一寸八分、東京や大阪の畳は二寸
         本炉檀を注文するときは畳の厚さを確かめる  
         欠き炉
        (大きい釜普通の炉檀だとかからない為に四方をへこました)



前回までのクイズと答え
   
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● 4 ● 5 ● 6
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